Windows 8のRTM版出荷開始、
OEMパートナーに。

 Windows 8のRTMが完成、OEMパートナーに出荷開始Windows 8の 新しいインターフェース

米マイクロソフトが8月1日(現地時間)、Windowsの次期バージョンであるWindows 8のOEMパートナー向けRTMが完成し出荷を開始したと報じられた。

 RTMは「Release To Manufacturing」の略で、「パソコンの製造工程向けリリースされる」こと。このことで、開発段階を終了し、動作テストを含めて全てが完了したことをになる。RTMの提供を受けたOEMパートナーはそのRTM版Windows 8を製品にプリインストールして製造し、一般ユーザー市場への出荷に向けてスタンバイすることになる。

 Windows8の一般向けの発売は10月26日となっている。2012年6月2日〜2013年1月末までにWindows 7搭載PCやDSP版を購入したユーザーには14.99ドルで、Windows XP/Vista/7のユーザーには39.99ドルでアップグレードが可能となっており、これまでのWindowsよりもスムーズに乗り換えが進むとみられる。

 

Windows 8の正式リリースは10月26日と発表

マイクロソフトの2012年度セールスミーティングで

Windows 8の正式リリース日を発表するWindows担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏

2012年07月18日に行われた2012年度販売会議で、Windows担当プレジデントのスティーブン・シノフスキーが、次期OS「Windows 8」の一般向け正式リリースを10月26日に開始すると発表した。

今月の初めに行われたマイクロソフトの国際パートナーズ会議では、タミ・リラー氏が10月にリリースするという話があったが、日程が確定したわけである。この日を期にWindows 8搭載デバイスが発売されると同時に、アップグレードも可能になるわけだ

今後の日程としては、RTMバージョン(メーカへのリリース)が8月の第1週、となっている。

なお、XP、Vista、およびWin7を持っている場合は、2013年1月31日までは、39.99ドルでWindows 8の上位エディション「Windows 8 Pro」にアップグレードできる。

以下は、日経のIT-Proに掲載されていた情報。、

 Microsoftが6月に発表した独自開発のタブレット端末「Surface」も10月26日に発売されるとみられる。Surfaceは10.6インチの高精細(HD)ディスプレイを備え、Windows 8のARM版である「Windows RT」を搭載したモデルと、Windows 8 Proを搭載したモデルが投入される予定となっている(関連記事:Microsoft、独自のタブレット端末「Surface」を発表)。

 タブレット端末に関しては、米Googleが自社ブランドの「Nexus 7」を発表し、米Appleが「iPad」の小型モデルを開発中と噂されており(関連記事1関連記事2)、年末商戦に向けて激しい市場競争が繰り広げられることが予測される。

 

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